問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)
今回のキーワードは「面積評価」です。
特に、和に関する評価、とりわけ
「計算できない \(\displaystyle \sum_{ \ }^{ \ }\) は面積評価」
というセオリーを心に刻んでほしいと思います。
このシグマは計算できないと判断した場合、等式を諦めて不等式を繋いでいきます。
計算できるかできないかの判断をつけるようにするためには
できるものはできる
と言える状態を作ることです。
勉強不足によって計算できないのか、人類レベルで計算できないのかで話が違ってきます。
具体的なシグマ計算に関する練習、まとめ
シグマ計算基本方針 第1講【公式確認とその延長】【2010年度 九州大学など】
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シグマ計算基本方針 第2講【差分解からの和の中抜け】【2013年度 兵庫県立大学など】
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問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 初見かつノーヒントであれば厳しいと思います。 まずはノーヒントで粘れるだけ粘ってみてください。 どうにも埒があかないな、となったら誘導付きの問題も用意しましたので、そちらで再チャレンジしてみてください。 + クリック(タップ)して誘導付きの問題でチャレンジする 誘導付きはこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) \((1+x)^{2n}\) という式を考えるという部分が見えるだけでも、気持ち的には楽でしょう。 と ...
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シグマ計算基本方針 第6講【二項係数の交代和】【2005年度 山形大学】
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シグマ計算基本方針 第7講【3つ飛ばしの二項係数の和】【1997年度 岐阜大学】
問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) このシリーズの一覧はこちら 今回扱うのは3つ飛ばしの二項係数の和について扱います。 原題ではもう少し段階的な設問がありましたが、言われたことをやっているうちに終わってしまい、作業感が強かったため、考えてもらいたい部分については一部カットしました。 (以下ネタバレ注意) + クリック(タップ)して続きを読む (1) について 二項定理の活用により仕留める方針が第一感です。 \((1+x)^{n}={}_{n} \ma ...
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も適宜ご活用ください。
(これが言いたいがためにこのシリーズを作ったと言っても過言ではない。)
今回の例題の和は一応
\(\displaystyle \sum_{k=1}^n \log{k}=\log{(n!)}\)
と計算できるシグマですが、この後「具体的に差を取ってどうこう」という態度だと見通しが悪すぎることは目に見えていますから、面積評価を考えていきます。
定着や活用場面を肌感覚で体に刻めるように復習用問題も準備しましたので、ぜひご活用ください。
復習用問題1
問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)
例題で出題した大阪大学の問題の類題ですが、多少イレギュラーがあり、対応できるようにしてもらいたいと思います。
復習用問題2
問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)
またまた、大阪大学からもってきました。
別に阪大じゃなくても、この問題の類題は沢山ありますが、せっかく例題で阪大の問題をもってきたので、という感じです。
今回の
\(\displaystyle \sum_{n=1}^{40000} \displaystyle \frac{1}{\sqrt{n}}\)
はもろに計算できないシグマです。
場数を踏みたい人へ
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計算できないシグマとその評価方法【1999年度 京都大学】
問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 計算できないシグマと、その評価方法についての問題です。 評価とは「大小を比較して不等号をつないでいく」ことで ...
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などは、オチが違いますが、考え方の下地にある部分は同じですので、参考にしてください。
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復習用問題1の解答はコチラ
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