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2016年度東京大学理系第1問です。
ネイピア数 \(e\) の定義である
\(\displaystyle \lim_{ x \to \infty } (1+\displaystyle \frac{1}{x})^{x} = e\)
という定義をもとにした問題であろうことは分かると思います。
この年あたりから東大の第1問は「きちんと勉強してきましたか?」というメッセージが聞こえてきそうな基本的な問題が続いていました。
とは言え、「重い球」ではあるため、打ち損じてしまう可能性は試験場だとあり得ます。
本問は方針面では迷っていてはいけない問題だと思います。
試験場においては
- これは確保したい問題
- これは時間との相談次第で確保したい問題
- これは優先順位的には後回し
といったような判断を誤らないことが大事でしょう。
(以下ネタバレ注意)
また、比較としてもう1題用意します。