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2023年度 京都大学理系第4問【合成関数の最大最小】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)

関数の最大値、最小値を求めるという極めてド直球なテーマです。

今回の f(x)

  • g(x)=x+\displaystyle \frac{1}{x}
  • h(x)={e}^{-x^{2}}+\displaystyle \frac{1}{4}x^{2}+1

と設定した際に

f(x)=g(h(x))

という形になっているいわゆる合成関数です。

y={e}^{-x^{2}}+\displaystyle \frac{1}{4}x^{2}+1+\displaystyle \frac{1}{{e}^{-x^{2}}+\displaystyle \frac{1}{4}x^{2}+1} の最大最小を考えるにあたって、

t={e}^{-x^{2}}+\displaystyle \frac{1}{4}x^{2}+1

とおき、

y=t+\displaystyle \frac{1}{t}

とシンプルにしたくなる気持ちは湧いてきて当然の気持ちです。

もちろん、この t は好き勝手動けるわけではないので、

t のとり得る値の範囲

を求めて、その範囲内で y=t+\displaystyle \frac{1}{t} の最大値と最小値を求めることになります。

やること自体は一本道であるため、方針面で困ることはあってはなりません。

ただ、処理の場面でアタフタする受験生が若干いるとは思います。

切れ味を求める京大というイメージですが、本問はどちらかというと腕力寄りの問題です。

ただ、メチャクチャな腕力が必要というわけでもないので、腕力がある受験生を炙り出すというよりは、非力な受験生を炙り出す目的での出題だと推察します。

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