問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)
空間において折れ線の長さの最小値を考える定番の話題です。
オチ自体が典型的な話題ですし、そのオチに向けた誘導もしっかりついています。
第1問ということもあり、本問をしっかり確保することで勢いに乗りたい標準的な問題です。
MathClinic では
-
参考折れ線の長さの最小値【2次元の問題と3次元の問題】【2007年度 愛知教育大学ほか】
平面の問題【問題1】はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 空間の平面上を動く問題【問題2】はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 空間の直線上を動く問題【問題 ...
続きを見る
においてしっかりと扱っています。
勉強している人ほど、様々な解法が目につくため、逆に目移りしてしまうかもしれません。
翻訳の仕方の違いで多少の計算量は増減しますが、劇的に変化するというほどでもないため、目に付いた方針でそのまま捌ききることも十分に可能だと思います。
ただ、場当たり的に処理するという態度だと、解けるには解けるが時間を失うという結果になりかねません。
典型問題と言ってよく、本気で九州大学に合格しようと演習を積んできた人からすれば、
解けたか解けないか
という結果的な差ではなく、結論は出せるということは前提で
どれだけ時間を節約できたか
という、瞬発力に近い部分で若干の差がつくかなというように思います。