HOME > 実践演習 > 実践演習 方程式・不等式・関数系 2次方程式と定積分の論証【1982年度 関西大学】 2021年5月30日 問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 個人的に大好きな問題です。 急所に辿り着くと一気に話が進んでいきます。 (以下ネタバレ注意) + クリック(タップ)して続きを読む まともに考えると 与えられた条件である \displaystyle \int_{-1}^{1}|3x^{2}+2ax+b| dx の処理が面倒です。 y=|3x^{2}+2ax+b| のグラフが なのか なのかで話が変わりますし、x 軸に関して折り返している場合においては といったように積分区間との絡みがどうなっているかなど、大騒ぎになります。 よくよく考えてみると 一通り大騒ぎした後、ふと冷静になって考えると この大騒ぎするケースってそもそもの放物線が x 軸に突き刺さっている場合だよな? となるでしょう。 放物線 y=3x^{2}+2ax+b が x 軸に突き刺さっているということを証明せよ という問題なのに、「突き刺さっている場合メンドくせぇ」と悩んでいることがおかしなことです。 突き刺さっているなら証明もへったくれもありません。 「突き刺さっていないということがあり得ない」ということを示せばよいことになります。 この流れであれば背理法が自然に見えてくるはずです。 この後は気持ちよく話が進んでいきますし、気持ちよく矛盾します。 解答はコチラ Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -実践演習, 方程式・不等式・関数系 -論証