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さいころの目によって定まる値のとり得る値に関する考察問題で、見かけで怯んでしまう受験生も多そうです。
文系との一部共通問題で、文系では
- \(K_{2}=5\) となる確率を求めよ。
というさらなる実験的設問がありましたが、理系ではカットされています。
(1) の \(K_{3}=5\) という場合でもよく見えなかった場合、自分で \(K_{2}=5\) という場合も考えてみるのも一つの手で、とにかく実際に手を動かす中で要領を掴むことが大切です。
結局どういう現象が起こっていればよいのかを咀嚼し、整理する力が必要となります。
咀嚼さえできれば本問の肝である重複組合せの話題となります。
ここまで行き着くまでが一つの山場で、この重複組合せの話題を捌けるかがもう一つの山場です。
要領を掴むまでに時間とエネルギーを要するため、限られた時間しかない緊張した試験場においては難しく感じられると思います。