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(1) , (2) は教科書、傍用問題集レベルの基本的な問題であり、第1問同様に確保したいところです。
遥か昔に名古屋大は
1975年度名古屋大学
\(\log_{2} 3\) と \(\log_{3} 4\) の大小を比較せよ。
という問題を出題していたことがありました。
それに比べれば、今回はヒントとなる \(\displaystyle \frac{3}{2}\) という数字も与えてくれています。
(3) のオチも (1) , (2) がジワジワと効いてきて無理がありません。
ここ数年の名古屋大学の難易度から比較すると、考えられない難易度です。
全体のセットとしてこういった問題が入っていることは試験として機能させるには必要だと思いますし、きちんと勉強してきた受験生が報われるような出題は好感がもてます。