場合の数・確率系 実践演習

確率についての分野融合問題【条件付き2変数関数との融合問題】【1992年度 大阪大学】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)

 

本問は確率の要素はあまりなく、\(P (a,b,c)\) を立式すること自体そんなに難しくありません。

問われているのは、その立式後の「式の扱い」についてです。

(以下ネタバレ注意)

 

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ココがポイント

\(ab+bc+ca=\frac{1}{2}\{(a+b+c)^2-(a^2+b^2+c^2)\}\)

はたびたび登場する式変形なので、常識化しておきたいところです。

そもそもなのですが、2色が出てくる確率を高めるには、出来る限り均等に色を用意するように、3個、4個、4個とするのが最善であるのは直感的には当然です。

しかし、さすがにその直感を前面に押し出すような解答は許されないでしょう。

本問は細々とした別解も考えられます。色々考えてみるのも楽しいですね。

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