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一般性が高い設定のため、文字数が多く、処理をうまくやらないとグチャグチャになってしまいます。
一方で対称性も高い設定ですから、それを活かす方向で処理していくことを考えます。
この対称性をうまく利用しないと、文字の多さだけが残ってしまうという最悪の結果となってしまいます。
対称性を意識しなくても
「あぁ、よくよく考えれば対称性があるな。この結果はそりゃそうか。」
という部分もありますが、意識して処理しないと、処理量が膨らむという要素も含んでいます。
(以下ネタバレ注意)
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まずは \(a \gt 0\) で考えたいところです。
という状況なのですが、\(a \lt 0\) の場合は \(y\) 軸に関して対称移動させれば得られることから、\(a \gt 0\) の場合に集中すればよいことになるでしょう。
まずはこれで労力が半減します。
そして、\(f(x)=ax^{3}+bx^{2}+cx+d\) は今回奇関数となっていることは予想がつきます。
それだけで、\(b=0\) , \(d=0\) となり文字が減ります。
ただ、それを自明のものとしてよいかは微妙なので、ある程度は式として明示するべきでしょう。
結局 \(f(x)=ax^{3}+cx\) で考えればよいわけですが、最終的に言うべきことと言えば
- \(P_{1}\) が \(y=f(x)\) 上
- \(P_{4}\) が \(y=f(x)\) 上
- \(P_{1}\) , \(P_{4}\) が \(x^{2}+y^{2}=1\) 上
- \(P_{4}\) で \(y=f(x)\) と \(x^{2}+y^{2}=1\) が接している
が言えればよく、要するに
ということです。
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