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2024年度 東京大学理系第1問【空間座標における角度の処理】

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空間座標における角度の扱いをシンプルに訊いています。

座標において角度を扱う手法としては、様々な方法がありますが、空間座標においては

  • ベクトルの内積を用いて \(\mathrm{cos}\) 経由で処理する

という路線が最有力の路線です。

今回の角度は符号付きの角度ではないため、\(0\) から \(\pi\) までの角度で考えればよく、この範囲で\(\mathrm{cos}\) は単調減少ですから

条件 (ⅱ) は

\(\cos{\angle{\mathrm{AOP}}} \leq \cos{\displaystyle \frac{2\pi}{3}}\)

条件 (ⅲ) は

\(\cos{\angle{\mathrm{OAP}}} \geq \cos{\displaystyle \frac{\pi}{6}}\)

と捌いていくことになります。

途中で根号を含む同値変形の処理に迫られますが、東大受験生であれば難なく捌ききりたいレベルです。

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