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年度問題として、見た目のインパクトが大きい問題です。
対数は道具として使うことが多く、
この対数がどれぐらいの大きさなんだろう
という対数そのものに対する興味がないと、問題意識がもてないかもしれません。
そういった意味で京大はこういうボディーブローのように受験生が「ウッ」となるところをつついてくるのがうまいですね。
例えば
\(\sqrt{2022}\) がどれぐらいの大きさか
と言われたときに何をすればよいのかで迷う人はいないでしょう。
それは \(\sqrt{ \ \ }\) という記号については中学生のころから慣れ親しんでおり、言わば「お友達」だからでしょう。
それが \(\mathrm{log}\) になると見失うということになると、根本的に \(\mathrm{log}\) とお友達になりきれていないことになります。
逆に \(\mathrm{log}\) とお友達であれば、本問で何をすればよいのかを見失うことはありません。
示すべきことをどんどん整理していけば、目標が見えてきます。
解答記述では、それを逆算的にまとめていけばよいでしょう。