体積

2023/3/6

2023年度 京都大学理系第5問【線分の通過領域と回転体】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 線分の通過領域による立体の体積を求める問題です。 点 \(\mathrm{P}\) は1次元的な動きですが、点 \(\mathrm{Q}\) は2次元的な動きをします。 同時に動かすと中々想像がつきませんが、ひとまず 点 \(\mathrm{P}\) を固定して \(\mathrm{Q}\) だけ動かす といったように、一つずつ動かすと分かりやすいでしょう。 独立2変数の扱いに通じる部分がありますね。 この態度で考えを進めると、結局は \(\ ...

2023/3/1

2023年度 東京大学理系第6問【条件を満たす線分と折れ線の先端の存在領域の体積】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 見るからに威圧感のある空間図形の問題です。 問題を噛み砕くのに時間がかかり、突破口を見出すのに時間がかかり、それを計算処理するのに時間がかかり、適切な文章や図でまとめるのに時間がかかり、というようにとにかく時間がかかります。 面白い問題だとは思いますが、試験場では相手にしてはいけない問題です。 結局は (1) では棒、(2) ではヌンチャク(折れ線) が立方体の表面と共有点をもたないように動くときの先端の存在領域を考えることになります。 また ...

2022/3/8

2022年度 東北大学 理系第6問【球と円柱の共通部分の体積】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 球と円柱の共通部分の体積というシンプルな題意です。 難関大ではよく出るトピックスで、このあたりをキッチリと準備してきている受験生もいるでしょうが、本問の場合、半径が \(r\) という文字で与えられているため、 切って断面積を求めて積分 という正攻法で行こうと思うと中々大変です。 ひとまず \(x^{2}+y^{2}+z^{2} \leq r^{2}\) \(x^{2}+y^{2}=1\) ,  \(0 \leq z \leq \sqrt{3 ...

2022/3/12

2022年度 東京大学理系第5問【空間における回転体】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 空間における立体の体積問題で、東大が好んで出題するテーマの一つです。 通過領域が絡んでいるという点でも東大らしく、「らしさ全開」と言ってよい問題でしょう。 回転後の立体 \(K\) を想像しようとしても難しいでしょう。 ひとまず回転前の状況で \(\mathrm{M}\) が動き得る範囲を捉え、その後その範囲を \(z\) 軸周りに回転させます。 回転前に限定しても動くものが \(\mathrm{P}\) ,  \(\mathrm{Q}\) ...

2021/6/21

切ってからガッチャンコ【見づらい立体への対応】【2012年度 大阪大学】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) まずは問題の舞台設定を把握するところからエネルギーを使います。 ベクトルで表現されていますがこの \(V_{a}\) ,  \(V_{b}\) というのは言ってみれば 斜めに傾いた円柱 です。 この斜めに傾いた円柱同士の共通部分の体積を求めるのが本問の趣旨となります。 目を凝らしても見づらいですから、何とかして工夫することを考えましょう。 (以下ネタバレ注意)   + クリック(タップ)して続きを読む 今回の立体のイメージ 今回の立 ...

2021/6/21

円柱と円柱の共通部分の体積【見づらい立体への対応】【有名問題】

例題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 初見だと何から手を付ければよいか戸惑う人も多いと思います。 以前に 併せてどうぞ 不等式で表された立体という内容を扱いました。 今回はその延長にある話題です。 見えるんだけど見づらい立体 今回、 円柱と円柱の共通部分の体積を求めよ と言われているわけですが、この共通部分と言うのは口で言うのは簡単ですが、目で見るのは中々大変でしょう。 乱暴な言い方にはなりますが、結局体積を求めるには全体像は不要で、 断面積をどうするか ということに集中すればそ ...

2021/6/21

不等式で表された立体の体積【2007年度 北海道大学】

例題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 「不等式で表された立体の体積」というテーマ性のある問題を扱います。 このあたりを場当たり的に何となく理解している状況から、自分が何をしているのかはっきりと説明できる状態に昇華させるためには 方程式や不等式というものの根っこ をおさえる必要があります。 ここではそこをガッチリと掴みながらこのトピックスはもちろん、その他の問題に対しても役に立つ考え方を身につけていってほしいと思います。 (以下ネタバレ注意)   + クリック(タップ)し ...

2021/5/9

180°しか回転しない空間座標の回転体の体積【2009年度 東京大学】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 通常の空間座標における回転体の体積自体、東大は好んで出題する傾向にありますが、本問は 180°しか回転しない回転体の体積 について扱います。 このような「こうなったらどうする?」という味付けは教育的で、いかにも東大らしい良問だと思います。 とは言え、難易度という点では少しハードかなとは思います。 初見の方はぜひ考えてみてください。 (以下ネタバレ注意)   + クリック(タップ)して続きを読む イメージ図について のようなイメージで ...

2021/4/26

円錐を切断した立体の体積【円錐面の立式から計算まで】【2019年度 名古屋大学】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。) 円錐を切断した立体の体積について考える問題です。 立式する力から、それを計算しきる計算力まで、ある程度の総合力が必要です。 所々に散りばめれられたヒントがありますから、それを活かしきりましょう。 ただし、難関大受験生は、ヒントがなかったとしても解ききりたい内容ではあると思うので、そのつもりで学習していただければと思います。 (以下ネタバレ注意)   + クリック(タップ)して続きを読む (1) について \(\displaystyl ...

2021/6/21

円柱と円錐の共通部分の体積【見づらい立体への対応】【2003年度 東京大学】

問題はこちら(画像をクリックするとPDFファイルで開きます。)   円柱と円錐の共通部分の体積についての問題です。 東大は昔から立体図形を扱った体積に関する出題が目立ちます。 東大に限らず、難関大において定期的に体積に関する出題が見られることも考えると、できるだけ多く経験値を積んでおきたいところです。   (以下ネタバレ注意)   + クリック(タップ)して続きを読む 体積を求めるためには断面積を把握することになります。 全体像がよくわからない中で、どのように断面積を把握して ...

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